●今日咲いているお花の情報


2022年10月18日
2022年10月18日

●ローゼル

熱帯アフリカ原産のアオイ科フヨウ属の多年草です。果実には心地よい酸味があり、ハイビスカスティーやジャムなどの原料として利用されています。そのため、世界中の熱帯、亜熱帯地域で広く栽培されており、栽培逸出したものがアメリカ大陸、アジアなどの熱帯地域で帰化植物として定着しています。熱帯植物のため、耐寒性はありません。日本では冬を越すことが困難なため、一年草として扱うのが一般的です。ローゼルの花期は9月~11月。花期になると、茎の上部の葉腋にオクラの花に似た透明感のある花を咲かせます。花は花径6~10㎝程度の5弁花で、淡い黄色をしており、基部が暗赤色となります。(ガーデニングの図鑑)



2022年9月13日
2022年9月13日

●ペンタス

本来は低木状に育ちますが、タネから育てる矮性に改良された品種が小型~中型の鉢物や花壇苗としてよく普及しています。日当たりがよく、蒸れに弱いので風通しのよい場所が適します。夏でも暑さに負けずに元気に長期間開花するので、花壇にも最適です。ただし、風通しが悪かったり、夏の暑さが厳しい場所では、半日陰へ移したほうが立ち枯れなどの失敗が少なくなり、管理しやすいでしょう。庭植えした株を掘り上げる場合は、10月中にすませるようにしてください。春から 秋の成長期に、肥料の三要素、チッ素、リン酸、カリが等量か、リン酸

分が多めの肥料を規定量置き肥します。(NHK趣味の園芸)

 


●センニチコウ

2022年9月6日
2022年9月6日

紫やピンク、白、黄、赤に色づく苞を観賞します。暑さと乾燥に強く、日本の夏に適した性質で、長期間咲き続けます。庭や花壇、鉢に植えて育て、切り花としても飾られます。また、苞の部分はドライフラワーにしても色があせにくく名前のとおり、千日色が変わらないのではないかと思うほどです。紫、ピンク、白の花を咲かせるセンニチコウと、黄色や赤の花を咲かせるキバナセンニチコウの2種が栽培されてきました。最近は‘ファイヤーワークス’と呼ばれるスパイシーな香りをもち、ローズ色の花を咲かせる品種も流通しています。センニチコウは一年草ですが、キバナセンニチコウは地下に球根を作り、3℃程度保てば冬越しできる多年草です。

                       (NHK趣味の園芸)


2022年8月23日
2022年8月23日

●ハナトラノオ

夏から秋にかけて、全国いたるところでよく見かける花です。優しいピンクの花が群れ咲く様子は、残暑の中でも、つかの間の涼しさを感じさせてくれます。北アメリカ東部原産で、日本へは大正時代に入り、丈夫でよくふえるため急速に広まり、現在ではポピュラーな宿根草の一つになっています。カクトラノオとも呼ばれるように、花穂は細長い四角錐で、花は四方に向かって規則正しく並んで咲きます。ありふれた花ですが、よく見るとなかなか美しいもので、一つ一つの花の形もユニークです。性質が強く地下茎を伸ばして広がり、ほとんど放任栽培でもよいくらいです。濃桃色のものから白花まで、いくつかの品種があり、草丈や開花期にも幅があります。(NHK趣味の園芸)


2022年8月2日
2022年8月2日

●フロックス

多くの草花の花つきが悪くなる夏。そんな猛暑にも負けず、夏じゅう花を咲かせ続ける宿根フロックスは、まさに夏花壇の救世主です。古くから栽培されてきた草花ですが、最近は改良が進んで、これまでになかった花色や花形の品種も登場しています。宿根フロックスの魅力は草姿や花色だけではありません。最大の魅力は、昨今の夏の極端な高温や高湿度にも耐えて花を咲かせ、また冬の寒さにも強い(耐寒温度マイナス15℃)ことです。ヒートアイランド現象によって高温になる都市部でも、雪が数か月間にわたり積もる地域でも、植えっぱなしで毎年楽しめます。(NHK趣味の園芸)


2022年7月19日
2022年7月19日

●エキナセア

日当たりと水はけのよいところで育てます。水はけが悪いと梅雨期に根腐れしやすくなります。春の芽出しは遅いほうで、6月ごろから急に大きく成長します。冬期は十分寒さにあわせたほうが、春からの成長がよくなります。水やりは庭植えでは、ほとんど必要ありません。鉢植えは、用土が乾いたらたっぷり与えます。特に茎が伸びて蕾が見えるころから開花までは、極端に乾かさないよう多めに与えます。5月から6月と10月ごろに月1~2回、化成肥料の置き肥を行うか、または月4~5回、液体肥料を施します。植付け、植え替えは4月から5月と10月ごろが適期です。庭植えの際は、腐葉土や石灰を混ぜて植えつけます。

(NHK趣味の園芸)


●カシワバアジサイ

2022年7月12日
2022年7月12日

花の色が変わる前と後です

 

 

   (NHK趣味の園芸)

育てやすく、花の少ない初夏に開花し、花も美しいために世界で広く栽培されますが、品種改良では、日本原産のガクアジサイとその品種のアジサイ、ヤマアジサイが重要な役割を果たしてきました。そのほかにも、日本には、ツルアジサイ、タマアジサイ、ノリウツギ、コアジサイやガクウツギなどが自生し、栽培もされます。これらのアジサイに加えて、近年は北アメリカ原産で、育てやすく、花の美しい園芸品種が導入されています。カシワに似た形の5~7つに深く裂けた葉、円錐形の花房が特徴的なのが、カシワバアジサイです。花だけではなく、秋の紅葉も美しく、長期間観賞できるアジサイです。栽培も容易で特別な管理も必要なく、一般のアジサイと同じように栽培できます。



2022年7月5日
2022年7月5日

●アカンサス

濃緑色で光沢のある大きな葉を広げて、雄大な花穂を伸ばした姿には、力強い存在感があり、花壇のフォーカルポイントとして人目を引きつけます。草丈、株張りともに1.5mほどになる大型の宿根草で、ほぼ周年観賞できます。6月から8月に咲く花は、紫色の萼と白い花弁のコントラストが際立ち、開花後も萼は長く残ります。学名のアカンサスは「とげ」の意味があり、花のつけ根の苞に鋭いとげがあることに由来します。耐寒性、耐暑性が強く、よほどの寒地でないかぎり栽培できます。太い根が地中深くまで入り、水はけのよいことが条件となります。乾燥には強く、日当たりから日陰まで幅広く適応します。ただし、花つきをよくするには木もれ日程度の明るさが必要です。(NHK趣味の園芸)


2022年6月28日
2022年6月28日

●キキョウ

秋の七草とされていますが、本来は日本の夏を代表する花でもあります。この暑い夏でも涼しげに咲き、さらに毎年咲いてくれる優秀な植物です。キキョウは昔からある日本の植物、宿根草なので当然日本の気候に適応し毎年花を咲かせてくれます。秋から地上部がなくなりますが、春頃芽が出てきます。土の表面が乾いたらたっぷりと与えてください。真夏は特に乾きやすくなりますので乾かしすぎに注意をしてください。花後は思い切って半分ほどの長さでカットします。そうすることで脇芽も伸びて株のバランスが良くなり、再び秋ごろにお花が咲きます。冬は地上部が枯れますが、根は生きていますので土が乾いたら水をあげてください。(LOVEGREEN)


2022年6月21日
2022年6月21日

●マロウ

マロウの仲間は、ゼニアオイやウスベニアオイ(別名コモンマロウ)、ジャコウアオイ(別名ムスクマロウ)がよく栽培されています。丈夫で植えっぱなしにできる宿根草ですが、一株の寿命はあまり長くなく、4~5年に1回、さし芽やタネで更新するとよいでしょう。ゼニアオイはこぼれダネでもよくふえます。ある程度充実した株が冬の寒さに反応して開花するので、タネでふやすときは春にまき、冬までに苗を大きく育てます。

日当たりと風通し、水はけのよい場所が適しています。植えつけ場所や用土に、堆肥や腐葉土などの有機物を十分に加えて植えつけます。水やりは庭植えの場合は、根が張ったあとはほとんど必要ありません。鉢植えの場合は、鉢土の表面がよく乾いたらたっぷり水やりします。 (NHK趣味の園芸)


2022年6月14日
2022年6月14日

●アスチルベ

初夏の庭を明るく彩り、半日陰のシェードガーデンにも向く花で、梅雨の長雨にも花が傷むことなく元気に咲き続けます。雨天のほうがかえって風情が感じられるほどで、雨上がりの美しさは、また格別です。アスチルベ属には25種ほどがあり、日本の山野にはチダケサシやアワモリショウマなど6種が自生しています。これらを元に、主にヨーロッパで数多くの品種が育成されています。円錐形の優雅で綿菓子のような花穂を伸ばし、こんもり茂った葉とのバランスもよく、安定した草姿が魅力です。耐寒性が強く、全国で栽培できます。耐暑性もありますが、夏の高温乾燥は葉焼けを起こし、株が弱るので、木陰などの半日陰で水はけよく、しかも乾かさないよう注意します。

(NHK趣味の園芸)


2022年6月7日
2022年6月7日

●ヘメロカリス

初夏から夏にかけて次々と花を咲かせる多年草で、日本にはニッコウキスゲやノカンゾウ、ヤブカンゾウが自生し、古くから親しまれています。暑さ寒さに強いうえ、土壌もあまり選ばず、植えっぱなしでよく育ちます。「デイリリー」の英名どおり、花は一日花ですが、1本の花茎にたくさんの花を咲かせ、何本も立ち上がるので、長期間花が楽しめます。開花盛期は主に6月から7月ですが、5月から咲く早生品種から8月に咲く晩生品種まであります。園芸品種は2万以上あるといわれ、花色、花形、草姿などさまざまです。午前中の花が美しいです。

(NHK趣味の園芸)


2022年5月31日
2022年5月31日

●フィゲリウス

南アフリカの水辺の岩場などに自生する、高さ1m程度になる丈夫な多年草。葉は濃い緑色の卵形で、縁にはギザギザの歯がある。花は5cm程の筒状で先が5つの尖った花びらに分かれる。花色は基本的に赤だが、白や黄色の園芸種がヨーロッパなどで作られている。初夏から晩秋まで長い期間、鈴なりに花を咲かせる。早春に15cmぐらいまで切り詰めるのが良いとされている。日当たりと水はけのよい、肥沃な土の場所が適地です。丈夫で育てやすいですが、高温多湿に弱いので鉢植えの場合は真夏に遮光した方がよいでしょう。強い霜のおりない地方なら株もとをマルチングすることで屋外でも越冬します。寒さが厳しい地方では鉢植えにして、冬は屋内に取り込みます(NHK趣味の園芸、花と緑の図鑑 Garden vision)


2022年5月24日
2022年5月24日

●リクニス

「フランネルソウ」とも呼ばれ、白い綿毛に覆われた、柔らかくて厚みのある葉が特徴です。花色は濃いローズのものがポピュラーで、花弁にもビロードのような質感があります。日本へは江戸末期に入りました。乾燥したやせ地でもよく育つ多年草で、性質も強いのですが、高温多湿の蒸れに弱く、環境条件によっては寿命が短くなるため二年草として扱うことがあります。しかし、タネがよく実り、場所によってはタネで自然にふえるほどタネからの栽培が容易です。白い茎葉と赤い花とのコントラストが際立ち、すらりとした草姿で草丈も高く、枝分かれしながら次々と咲き続けるので、花壇に立体感や動きを出すのによい材料です。(NHK趣味の園芸)


2022年5月17日
2022年5月17日

●ルピナス

日当たりがよく、水はけのよい場所で育てます。酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰などを散布して耕し、酸度調整をしておきます。連作も避けましょう。過湿を嫌うので、鉢植えは用土の表面が乾いてからたっぷり水やりします。ただし、乾燥させると葉が黒くしわしわになり、ひどい場合には落葉するので、根がよく張った株は水切れさせないように注意します。元肥として緩効性化成肥料を施します。庭植えの場合は、成長を開始する春に緩効性化成肥料を追肥し、鉢植えの場合は生育期間中に液体肥料を施します。多肥を好まないので、施肥量は少なめにします。(NHK趣味の園芸)

 


2022年5月9日
2022年5月9日

●アグロステンマ

地中海沿岸から西アジアに、3種が分布している一年草です。

鉢植えは、タネをまいたら発芽までは日陰で管理し、発芽後は日なたで管理しましょう。関東地方以西の平地では、冬じゅう戸外で管理します。庭植えでは、水はけのよい日なたに植えつけましょう。鉢植えでは、栽培期間を通じて、鉢土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。過湿によって根腐れしやすいので、鉢底石を敷くなどして、過湿を避けます。

 庭植えでは、水やりは特に必要ありません。鉢植えには、10月から4月に、緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10)を施します。庭植えには、肥料は必要ありません。

(NHK趣味の園芸)


2022年4月26日
2022年4月26日

●モッコウバラ

中国原産の常緑性つるバラです。4月から5月にかけて目に留まる、アーチやフェンスに這わせた大株のモッコウバラは、その花の量に圧倒されます。花に黄と白の2色あり、金モッコウ、銀モッコウとも呼ばれる。半常緑性の野生種系のバラで、とげのないしなやかな枝に小花を多数咲かせる。香りはかすか。

一季咲き。早咲きでほかのつるバラに先駆けて咲く。日当たりと水はけのよい場所を好みますが、半日陰の場所でも生育します。黒星病に強く、初心者向き。インド原産の多年草から作られる木香(モッコウ)の香りに似ていることから、モッコウバラという名前がつけられました。(NHK趣味の園芸・他)

 


2022年4月19日
2022年4月19日

●ジャーマンアイリス

ジャーマンアイリスは虹の花(レインボーフラワー)とも呼ばれるように、色とりどりの花を咲かせ、アイリスの仲間では最も華やかで、非常に多くの品種があります。単色のもののほかに、上の弁と下の弁で色が異なるものも多く、ドレスをまとったような優雅な花の姿が個性的で香りもあります。草丈1mぐらいの高性種から10~20cmのミニタイプまで、大きさのバラエティーもあり、開花期の早晩性も見られます。日当たりと水はけのよいことが特に重要です。暑さ寒さに強いのですが、高温期は乾燥しているほうが安全です。丈夫で手のかからない宿根草です。(NHK趣味の園芸)


●スノーフレーク

2022年4月12日
2022年4月12日

スイセンに似たすらりとした葉に、スズランのようなベル形の花を下向きに咲かせます。白い花弁の先端に緑色の斑点があり愛らしいです。秋に球根を植えつけると、2月上・中旬に葉が現れて生育し、3月中旬から1花茎に1~4個の花を咲かせます。その後、5月下旬には地上部が枯れて休眠に入ります。庭植えであれば、群植すると美しいです。植付け適期は9月中旬から10月中旬ですが、11月下旬までは植えつけることが可能です。庭植えであれば、深さ7~8cm、間隔は10cmくらいで球根を植えつけます。鉢植えであれば、5号鉢に5球程度、深さ5cmくらいで植えつけます。3年くらいすると球根が混み合ってくるので、掘り上げて植え替えるとよいでしょう。

(NHK 趣味の園芸)

 


●チューリップ

2022年4月5日
2022年4月5日

チューリップは花も葉もシンプルで美しく、世界中で人気のある球根植物です。これまでに数えられないほどの品種が誕生し、現在の品種リストには5000を超える品種が登録され、およそ1000品種が世界中で育てられています。品種は、開花期の早生、中生、晩生そして原種の4つに大別され、さらに来歴、花形と草姿などによって15系統に分類されています。例えば、一重咲き、八重咲き、ユリ咲き、フリンジ咲き、パーロット咲きなどがあります。球根を秋に植えつけると1月ごろまで芽が出てきませんが、この間に根は伸びています。1月ごろから芽が出て葉が展開し、やがて花茎が伸びて4月ごろに開花します。(NHK 趣味の園芸)このチュ―リップは、昨年あけぼの山農業公園で咲いていた球根をご提供いただいたものです。

 


2021年12月21日
2021年12月21日

●水仙

早春から春の花壇を彩る代表的な花です。寒さに強い植物で、ことに日本水仙はその楚々とした花姿が好まれるとともに、12月末から花を咲かせ正月用の花としても流通しています。一本の茎から何本も花が咲く日本水仙のような房咲き種や花びらが何枚も重なる八重咲種など園芸品種も数多くあります。環境があえば植えっぱなしでも栽培でき、ガーデニング初心者でも育てやすい球根花です。群生させて植えたり、チューリップと寄せ植えにしたりとお庭でも鉢植えでも幅広く楽しめます。日当たりのよい場所で育てます。粘土質の土壌よりも砂質土壌を好むので、水はけが悪い場合は、パーライトや軽石などを加えて土壌改良します。


12月14日
12月14日

●オステオスペルマム

花つきが非常によく、満開時には茎葉を覆い隠すほどに咲いて色の塊となって目に飛び込んでくるので、大変見栄えのよい草花です。品種改良が進んで花色も豊富に揃うので、選ぶ楽しみもあります。寒さに強くて初心者でも育てやすいのも長所の一つ。キク科オステオスペルマム属の多年草。一度植え付けて環境に馴染めば越年を繰り返し、毎年開花を楽しめるコストパフォーマンスのよい植物です。ライフサイクルは、以下の通りです。3〜4月頃から生育期に入って茎葉を旺盛に伸ばし、開花期は4〜6月頃。冬には生育が止まりますが、常緑のまま越年し、再び春の訪れとともに生育し始めます。

 


12月7日
12月7日

●サルビアインディゴスパイヤー (ラベンダーセージ)

最大の特徴(魅力)は晩春から晩秋まで真夏の間も休む事無く咲き続ける開花力と、旺盛な成長力にあり春から夏にかけてあっという間に高さ幅ともに150cm程に成長します。花は青色から紫色で秋が最も花色が濃く美しく、また花が落ちた後も紫色に色付いた萼が残るため鑑賞価値を保ち続ける事が出来ます。花壇の中央や後方に植えられる事が多く、直立に伸びる茎は上部で分枝して最大120cmまで伸びるため単調になりがちな平らな花壇の中で高さというアクセントを作りリズム感のある美しい背景を作ります。挿し木や株分けにより増やす事が出来ます。夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫で育てやすく、初心者にもおすすめの植物です。


11月16日
11月16日

●皇帝(別名:木立ダリア)

成長すると3~4mにもなる事から皇帝と名付けられました。

竹のように膨れた節のある茎を生やし、互い違いに生えた葉っぱと、8枚の花びらをつけます。茎の先端には、直径10~15cmほどで淡いピンク色の花が咲き、晩秋の頃、空にそびえて立つ姿は圧巻です。皇帝ダリアは短日植物といって、日照時間が短くなると花を咲かせる性質があります。寒さに弱いため、冬になると球根だけが残って地上より上の部分が枯れます。そして春になるとまた新芽が芽吹きます。風に弱いのでしっかりした 添え木が必要です。 植える場所は良く耕して柔らかくして根がのびのび 出来るようにしてあげるとよいです。  8月中旬以降に花芽を持ちますのでその後の剪定はしないでください。 


11月2日
11月2日

●小菊

キクの園芸品種群で、多年草です。頭花が径9cm未満のグループです。葉は互生する単葉で、羽状に切れ込みがあります。多くの花形があり、花色も豊富です。増殖は挿芽や芽分けによります。挿し芽を行う時期は、キクの生育期である5月〜6月頃が適しています。日当たりと水はけのよい弱酸性~中性で肥沃な場所を好みます。日当たりが悪かったり肥料が足りないと花つきが悪くなります。肥料は春から秋まで緩効性化成肥料を施しますが、つぼみが大きくなる時期にリン酸分を多めにすると花がよくつきます。春~初夏に1/2~1/3ほど根元を残して、強く切戻すと枝数が増えて花が多くつきます。病虫害としてはうどんこ病、灰色かび病、葉枯病、ハダニなどがあります。


10月26日
10月26日

●フジバカマ

「秋の七草」の一つで、万葉の時代から人々に親しまれてきた植物です。夏の終わりから秋の初め、茎の先端に直径5mmほどの小さな花を、長さ10cm前後の房状に多数咲かせます。地下茎が大量に伸びて猛烈な勢いで広がるため、自生地では密生した群落になるのが普通ですが、現在の日本には自生に適した環境が少なくなったため激減し、絶滅危惧種となっています。フジバカマはできるだけ日当たりの良いところで育てます。花の色や数が悪くなるので、できれば日向に置くようにした方がいいでしょう。また、極端な土の乾燥を嫌うため、地植えの場合は西日が当たる場所を避けてください。増やし方には「種まき」や「株分け」「挿し木(挿し芽)」などの方法があります。


10月12日
10月12日

●アマランサス

夏から秋に開花する一年草です。花の咲き方は、垂れるように咲くユニークな形をしています。自然に咲いている姿はとてもワイルドです。地植えは根付いてからは水やりの必要はありません。鉢植えの水やりは土の表面が渇いたら、鉢底から水が流れでてくるくらいたっぷりとあげます。種で増やすことができます。発芽適温が高いので八重桜が咲くころ以降に種をまきます。育苗箱かポット苗に種まき用土に3~5粒ずつ種をまき、間引くのが一番簡単な方法です。嫌光性のため、種が隠れる程度の覆土を必ずしましょう。直根性なので、ポットの土は崩さないように注意して植え付けましょう。8~10月に開花します。

 


10月5日
10月5日

●アメジストセージ

メキシコや中央アメリカが原産なので、温かい場所を好みます。  湿気が多いと根腐れを起こします。シルバーグリーンの葉と晩夏から秋にかけて咲く紫色の花が美しい植物です。正しくは、ベルベットのような質感の部分は花ではなくガクで、花はガクから突き出すように咲きます。花色は白や紫、ピンクがあります。すっと長く伸びた花茎の先に縦に連なるように紫色の花穂を付けます。草丈高く生長し、伸びすぎると株元の方が木化します。あまり大きくしないために剪定の必要があります。アメジストセージは真直ぐ上には伸びないという特徴があります。株元に近い部分から地表を這うように斜め上に伸びていきます。必要に応じて支柱を立てましょう。

 


9月28日
9月28日

●ミューレンベルギア

ミューレンベルギア属の植物の大半は雑草ですが、いくつかの種が観賞用として栽培されています。北アメリカ原産の多年草です。花期は9月~10月。花期になると、葉の間から花茎を長く伸ばし、円錐状の花序に小さな花を多数付けます。 

花序は細かく分枝しながら30~40㎝程度に伸び、花は下から上へと咲き進みます。細い花序柄と花はピンク色~赤紫色をしています。花序は淡い霧のように見え、光が当たるとキラキラと美しく輝きます。株は花を咲かせながら草丈60~90㎝程度に成長します。地下茎でどんどん増えるということはなく、株が大きくなります。耐寒性、耐暑性に優れており、放任でもよく育ち、秋にはたくさんの花穂を立ち上げます。


9月21日
9月21日

●シュウメイギク

秋の風情を感じさせる優雅な花で、切り花をはじめ、花壇や鉢植えに広く利用されています。早春に咲くイチゲの類と同じアネモネ属の植物ですが、性質はかなり異なり、半常緑性の大型の多年草で、地中の根は太く長く伸びて、いたるところから不定芽を出してふえます。夏の終わりごろから花茎が伸び出し、先端にまず1輪、そしてその両わきに1輪ずつ、さらにそのわきというように順に花を咲かせます。花びらのように見えるのは萼片で、花弁は退化しています。開花後は綿毛に包まれたタネが実りますが、品種によってはタネのできないものもあります。


9月14日
9月14日

●フウセントウワタ

南アフリカ原産の植物で、毎年花を咲かせる多年草です。 初夏になると枝先に近い位置にある葉の付け根から花茎を伸ばし、小さな乳白色の花がぶら下がるように下向きにたくさん咲きます。 花の姿かたちもそれなりにユニークで印象に残るのですが、その後にできる袋状の果実の形がだんぜんユニークで、もっぱらそちらの方を鑑賞したり切り花に利用します。果実は表面がうす緑色で先が少しとがって風船のようにふくらんでおり、表面にはややグロテスクな感じでトゲというか、毛のような突起物がびっしりと付いています。この突起物はサボテンのトゲによく見られるような固いものではなく軟らかいです。果実は熟すと中から綿毛の付いたタネが出てきます。


9月7日
9月7日

●サルビアチェリーセンセーション

鮮やかなローズピンクの花色がさえる宿根サルビアの人気品種です。クリーム色の萼に薄く桃色が入ります。また、咲き進みや季節によってクリーム・グリーン・赤紫色が変わり様々な表情を見せてくれます。長い花穂を立ち上げ、開花期が6月頃から11月頃まで非常に長く、花穂全体がきれいに染まり、特に初秋にはより花色が冴えます。気温が下がると葉色が黒味がかるシックな色合いが素敵です。生育旺盛で、切戻すと枝数が増え、株がボリュームアップして花もたくさん咲きます。ほのかですがさわやかな香りも楽しめます。花壇、鉢植え、寄せ植えなどさ まざまな場面に利用できます。

 


8月31日
8月31日

●ガウラ

ガウラの穂状に咲く小花が風に揺れる様子は、白い蝶が群れて飛んでいるようで、やさしい風情が感じられます。性質は強健で耐暑性もあり、初夏から晩秋まで次々と花を咲かせながら株が大きく成長していきます。花壇の背景、コンテナの寄せ植えから、広い場所での景観植物としての利用まで、幅広い用途があります。またフラワーアレンジメントでは空間を埋めるフィラーフラワーとしても使いやすい花です。花弁は4枚で、長い雄しべがよく目立ちます。1つの花は短命で3日ほどで散りますが、花つきがよく、ほとんど途切れることなく咲き続けます。


8月24日
8月24日

●赤花千日紅(ストロベリーフィールド)

草丈約50cm、株元や枝から多く分枝して、先端に2cmほどの球形の花をつけます。真夏の暑さにも負けずに咲き続け、鮮やかな紅色の花はドライフラワーにしても色あせしにくい品種です。アメリカ・テキサス州やメキシコ原産の春まき1年草です。土質を選ばず、真夏の暑さに負けない丈夫で育てやすい花で日当たりと水はけがよく、乾燥した場所を好みます。霜が降りるころまで咲き続ける観賞期間の長い花です。丸い花は小さな花の集まりで、花穂と言われているところは「苞」と呼ばれガクの変形で、本当の花はきわめて小さな白い点々が花です。ドライフラワーにするためにはこの花が点々と目立つころに切って、風とおしのよい日陰で逆さまにつり下げます。


8月17日
8月17日

●ハツユキソウ

本来は多年草に分類されますが、日本の寒さでは冬には枯れてしまうため、園芸上では一年草となります。生長が早く、枝がよく伸びるため草丈を抑えたいときは先端の芽を摘んでわき芽を伸ばします。この作業を5月~7月に2回ほど行うと草丈も抑えられて、枝数も増えるため、ボリュームのある株に仕立てることができます。タネをまいて増やします。適期は4月下旬~5月です。25℃前後あればよく芽を出し、20℃以下では発芽しにくいです。根を傷めると、その後根付きにくいので、庭や鉢に直接まくか苗が小さい内に植え付けます。その後は摘心して枝数を増やしていきます。


8月10日
8月10日

●ルドベキア タカオ

盛夏〜秋にかけて黒い花芯がよく目立つ黄色の小さめの花をたくさん咲かせ、黒褐色の花茎とのコントラストもよし!野的な魅力満載でたいへん魅惑的なルドベキアの園芸品種です。

多花性の黄色の小さめの花、黒い花芯と黒褐色がかる花茎がたいへん野的で華やかな雰囲気を醸し出してくれます。
花期も長く、花後に残る黒い花芯もオーナメンタルで、ガーデンでの植栽効果も高い優秀素材だと思います。

性質は丈夫で育てやすく、花も長く・たくさん咲くので、野的な晩夏〜秋のガーデン植栽にたいへんおすすめの植物です。


8月3日
8月3日

●ミソハギ

冬に枯れても春にまた同じ場所から自生する多年草植物です。原産国は日本で、日本列島のどこでも暖かい野原や湿地に分布しています。ミソハギの茎は天に向かって垂直に伸び、その長さは1mにも及びます。しかし直径は1cmもありません。その細い茎の先端から下部に渡って緑色の細長い楕円の葉を付けます。また葉と同様に花をつけます。先端から下部に掛けて稲穂状に花が咲くのです。花の大きさは直径1cm程。6枚の花びらをつける小ぶりな花です。色は濃いピンク。茎の長さは1mを超す大型ですが、花穂はおよそ30cm程育ちます。


7月20日
7月20日

●姫ヒマワリ

北アメリカ原産のキク科キクイモモドキ属の宿根草で、属名のヘリオプシスあるいは宿根姫ヒマワリと呼ばれることもあります。大変丈夫で、黄色の花がたくさん咲くところから、夏の花壇用によく植えられます。苗が売られていることが多いですが、タネから育てることができます。温暖地では秋まきもできますが、春まきが一般的で、3月下旬~4月に播きます。‘一重咲きの品種は、とにかく丈夫です。春に種‘サンバースト’を播いたらその年には花が咲き、2年目になると株も充実し、たくさんの花が咲きます。その後も、宿根して毎年よく咲いています。冬には地上部が枯れますので、冬が来たら株元から切り戻しをしておきます。耐寒性がありますので霜除けは不要です。


7月13日
7月13日

●クレオメ

花言葉は「秘密のひととき」「風に舞う胡蝶」「想像したほど悪くない」。

●クレオメは花が少なくなる真夏にも元気によく開花します。風に蝶が舞うような花姿からセイヨウフウチョウソウの名がつきました。太くて長い雌しべと、さらに長い雄しべが突出している姿がユニークです。1輪の花の寿命は短いですが、毎日先端に向かって咲き進み、夏の間長く花を楽しめます。蕾から咲き始めは濃い色で夕方には薄くなるので、花序の全体で見るとまるで咲き分けしているようです。こぼれダネでもふえ、育てやすい草花です。



7月6日
7月6日

●ダリア(サンタクロース)

サンタクロースはアメリカ生まれの品種で、花びらは赤色と白色、中輪~小輪の花を咲かせます。開花時期は6月~10月頃で縁に向かい色が白色になっていくグラデーションが美しい花で美しい爪のような模様で見た目もおしゃれです。

●初心者でも育てやすい!ダリアの栽培方法

ダリアは初心者でも育てやすいので自宅でも育てることは簡単ですが、球根植物なので、球根から育てるのが多く、種から育てることもできます。しっかりとした球根になるまで3年位かかります。種まきも可能ですが、このことからも初めてダリアを育てるなら球根から育てるのがおすすめです。


2021年6月22日
2021年6月22日

●ダリア

 

ダリアの花言葉は「華麗」「優雅」「気品」「移り気」「不安定」

 

栽培には、日当たりと風通しのよい場所が適しています。日陰で栽培すると、徒長したり(茎がひょろひょろとムダに長く伸びること)、花数が少なくなったり、花色や葉色が悪くなったります。鉢植えは、生育期間を通して、風通しのよい日なたに置きましょう。地植えの場合は、風通しと水はけのよい日なたを選びます。